建設業の品質管理
最近の建設業界では、耐震強度偽装問題の発生によって、建築物の品質に対する関心が高まっているように感じますが、昭和20年代の建設業界では、会社を上げて品質管理に取り組む考えはなく、品質管理といえばメーカーの一般利用者向けの製品に対象が絞られており、メーカーが取り組む考えが普通でした。
建設業のように、特定の使用にも続いて工事を請け負う仕事には向いていないと、頭ごなしに決めていたのですが、典型的な受注産業として、顧客の信用を獲得することに比重を置き、工事の品質向上には関心を持っていました。
法的にも請負契約の担保責任があるので、建材や施工などの品質には細心の注意がはらわれていましたし、高度成長期の建設ブームで、業界は仕事も多く忙しかったのですが、同時に品質に一様でなくなり始め、事故や欠陥工事も多く発生してきました。
そこにオイルショックが発生し、追い打ちをかけるようにして建設業界は、寒い冬の時代を向けることになるのです。
工事量の確保がすることが課題となり、信用の維持が第一と考えている建設業では、TQCを導入し、ミスを無くす運動を行っていましたが、成果は十分にでず、TQCの小集団活動を展開し、受賞されるまでに向上して行きました。
ちなみに、代表的な大手ゼネコンは、大成建設、清水建設、大林建設、三井住友建設、戸田建設、西松建設、五洋建設、東急建設、安藤建設、飛島建設などがあります。
建築パース 3DCGによる建築パースの制作。制作例の紹介等
太陽光発電と発電効率太陽光発電の発電効率は、まだ悪いのでもっと上げていくべきだ。
建設業界フルターン契約
電気事業方の施工で売電が認められてから、新たなビジネスの好機と考えて風力発電を利用した売電事業に参入する動きが激しくなり、今の国内風力発電の総出力は40kWですが、今後は300から400kWまで拡大するとも予測されており、風力発電所の建設市場も拡大することが予想されますが、参入のための準備作業が膨大で煩わしく、参入する事業者にとってリスクになっています。
清水建設では、風力発電事業が準備作業の業務から解放される事を目指してきましたが、楊貴妃の里ウィンドパークに関して、今までの施工実績と総合管理能力の高さが評価されて、施設建設や問題を解決、建設地の選定や借り入れなど一連の業務も代行することが可能なフルターン契約となりました。
また、楊貴妃の里ウィンドパークによる風力発電は、原油でいうと2730キロリットル程度の1次エネルギーの削減を見込んでおり、これは温室効果ガスとされている炭酸ガスの排出量の削減にも貢献できることで、年間で4000t近くの炭酸ガスを削減することが可能となります。